ここであえての説教

幻の音源発見！ 今蓮如−いまれんにょ−と呼ばれた節談説教者範淨文雄の説教集「範淨文雄説教集」CD6枚組です。

法悦とは心の共振現象。

範淨文雄師の鍛え上げた声と情念を揺さ振る節によって法が語られるとき、思わず聴衆の心は共振し始めます。

【商品内容】■CD6枚組 ■付属解説 　 【収録内容】 ■第1巻（収録分数・約78分） 第一席：凡夫そのまま来いよ 香樹院講師の「真宗の御教えは『凡夫そのまま来いよ』の御教えである」との説法を、頭で解ろうとする同行達。

しかしただ一人の同行は……。

第二席：浄土真宗にも木魚あり 真宗には木魚がないから念仏行が疎かになるんじや」と言う浄土宗の和尚に、「いやいや真宗にも木魚はあるぞ」と賢蔵講師が示したのは……。

第三席：たとひ罪業は深重なりとも 末代無智の御文の解釈を尋ねられても、何一つ答えられぬ鬼鉄。

でもたった一つ「たとひ罪業は深重なりとも」の御言葉だけは有難ぐ頂くことが出来た。

■第2巻（収録分数・約54分） 第一席：五劫の思案は法蔵の片思い 衆生の方から野損だのではない、生死の海に浮き沈む衆生をたすけてやりたいと自ら願われた法蔵菩薩の有り難さ。

第二席：敬つて一切の往生人等にまうさく 衆生に向かって「敬つてまうさく」とまでへりくだり、浄土往生を勤めて下さる弥陀大悲のかたじけなさ。

■第3巻（収録分数・約44分） 第一席：願成坊の疑い 仏智不思議を疑うと地獄に堕ちると聞かされた願成坊、胸の内にある疑いを取り除くことが出来ず、ついに死を決意するが、それを見抜かれた親鸞聖人は…… 第二席：勝手に堕ちるなら堕としてしまえ 死を前にして「地獄へ堕ちる、地獄へ堕ちる」と苦しむ老婆。

それを見かねた娘ははるばる京都の香樹院講師に救いを求まる。

すると「勝手に堕ちるなら……」 ■第4巻（収録分数・約67分） 第一席：月影の至らぬ里はなけれども 弥陀大悲の光明は十方衆生を遍く照らし給うが、我々衆生の方が雑行雑修自力の雨戸を閉ざし、機なげき布団を被っていては、本願の月は拝まれぬ。

第二席：南無の座　阿弥陀の座 弥陀の大悲を喜ぶ南無の座に座らせてもらうなら、眼前には阿弥陀の座が待っている。

急ぐことはない今この身が正定聚不退の位なり。

■第5巻（収録分数・約58分） 第一席：章堤希の目覚め 息子阿闇世太子に夫頻婆娑羅王を七重の牢獄に閉じこめられ、それを助けんとしたため自らも牢獄に入れられた章堤希が、釈尊によって浄土往生に目覚める。

第二席：その後の阿闇世 父王頻婆娑羅を死に至らしめた阿闇世は、罪の意識にさいなまれ身体までも腫瘍に冒されるが、者婆大臣の勧めで釈尊を訪ね、その説諭によって苦しみから救われる。

■第6巻（収録分数・約58分） 第一席：合掌の世界は広し喜ばし　花鳥風月説法の声 父親の財布から金を盗んだ少年か、そのことを自分の罪と考えて夜中密かに仏壇に手を合わせ、ひたすら懺悔する母の姿を見て思わず……。

第二席：まちかねて 「まちかねて恨むと告げよ皆人に、いつをいつとて急がざるらん」の歌を引いて弥陀大悲の有り難さを詠い上げる様式化された説教。

第三席：改悔批判 報恩講の初夜に行われる様式化された説教で、参詣の門徒衆に日頃の信心を顧みて雑行雑修に陥つていないか改悔させながら、より一層の信心を勧める。

【出演者】範淨文雄 【備考】 発売日： 2011年04月03日 発売元： 株式会社国書刊行会 販売元： 株式会社国書刊行会 ※商品発送まで2日〜4日ほどお時間をいただく場合がございます。

• 商品価格：16,200円
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